東芝製カラードプラ:Nemio 35(病棟用)

15インチのディスプレイには、ドプラ効果を用いた血流の二次元分布がカラー表示される。本装置は、Bモードの断層像もしくは3D画像断層とパワードプラ3D画像とを合成して表示する機能を有する。描出された静止画像は、市販のMOディスクにJPEGとして保存される。心臓に関するアプローチでは、リアルタイムで心筋壁の速度観察が行えるのに加えて、1枚の静止画像に形態と速度に関する情報が同時記録されるため、より詳細な心機能情報が得られる。病棟では、主に肝胆道系・腎尿路系疾患、心筋症、弁膜症(多く変性型)、弁膜症術後の患者さんの精査に用いられる。