震災時、お薬手帳が機能発揮!

3月の東日本大震災から半年が経ちました。
まだまだ復興が遅れている地域もあり一日も早い復興を心より願っております。

ところで今回の災害時において「お薬手帳」が大変役に立った事はご存じですか?
このような災害時、かかりつけの病院からデータや紹介状はもらえず、患者さん自身が治療内容や使っている薬を伝えなくてはなりません。 皆さんは自分が服用しているお薬の名前が言えますか? 今までコントロール出来ていたお薬がわからなければ、また治療を最初から始めなければならず、コントロールがうまくいかない場合もあります。ストレスの多い災害時など尚更です。

そのような時に役に立ったのが「お薬手帳」でした。現地で治療を行った医師にも「お薬手帳」によって何の病気でどの薬が必要か一目でわかり、とても役に立ったそうです。
災害時には医薬品が不足する事もありますが、同じ薬でなくても入手可能な代替薬を処方して頂けるでしょう。
今回の大震災時には「お薬手帳」があれば処方箋なしでお薬を受け取ることが出来た地域もありました。
このようにもしもの時に役に立つ「お薬手帳」皆さん是非持たれてみてはいかがでしょうか。
また万一の際にはできるだけ、保険証と一緒に「お薬手帳」も持って避難される事をお勧めします。